ショック!子どもを虫歯にしてしまった【今後虫歯を作らないための対策】


ショック!子どもを虫歯にしてしまった【今後虫歯を作らないための対策】1


自分が虫歯で苦労したので「子供たちには、そういう思いはさせまい!」と虫歯予防をがんばってきたつもりでしたが・・・

下の子を虫歯にしてしまいました。
(上の子には、虫歯が一本もありません)

とてもショックで、しばらくはこのことを思い出したくなかったんですが、時が経って気持ちが落ち着いてきたのと、

「今後は、絶対に虫歯を作らない!!」

と、もう一度がんばる気持ちがわいてきたので、決意表明もかねてブログに残すことにしました。




ショック・・・子どもに虫歯が見つかった経緯



あれは忘れもしない、下の子の「三歳児健診」の時でした。

2人目ともなると、健診でどんなことをするかだいたい想像が出来るので、緊張感ゼロで健診を受けていたのですが・・・

最後の歯科健診での、

「あ、ここ虫歯ですね。」

の一言で目が覚めたような気分でした。

その約一ヶ月前に、かかりつけの歯医者で定期健診を受けたばかりだったんです。

(その時には虫歯があるとか、そういったことは何も言われなかった)

やんわりとその旨を伝えてみましたが、

「いや、見て下さい。ここ穴が開いてますよ!」

先生に促されて、おそるおそる覗いた口の中・・・

前歯二本の間の付け根に、白っぽい小さな穴が開いています。

あまりのショックに、その後の記憶がはっきりしないのですが、先生が「治療が必要かどうか、かかりつけの歯医者で相談するように。」と言ってたことは覚えていました。


かかりつけの歯医者で虫歯を診てもらう



その2週間後に、ちょうど上の子の定期健診を予約していたので、下の子も一緒に診てもらうことにしました。

診断の結果は、やはり「虫歯」とのこと。

そしてすぐに削って詰め物をすることになりました。

1歳頃から3~4ヶ月に一回、定期健診を受けていたので、歯医者で口を開けるのはそれほど嫌がらない子でしたが、いつもとは違うただならぬ雰囲気に大泣き&大暴れ・・・

大人4人がかりで押さえつけての治療となりました。(今思い出してもつらい気持ちになります・・・)

虫歯にしてしまったのは、間違いなく親である私の責任ですが、1ヶ月前に受けた健診では「虫歯になりかけ」などの言葉はなく、今になっていきなり削るほどの虫歯が見つかるって・・・

まったく納得できない自分がいましたが、「ずいぶん急に(虫歯が)進んじゃったね~」と笑いながら言う先生に質問する気も失せ、無言で会計を済ませ家に帰ってきました。


どうして子どもを虫歯にしてしまったのか



上の子(小学生)には虫歯が無いのに、どうして同じように生活していた下の子(園児)には虫歯が出来てしまったのか?考えてみることにしました。


1. 早い時期から甘いものを与えてしまった

何事においても「上の子と同じもの」を欲しがる下の子。

おやつに関しても、そうでした。

2歳頃から、おやつの時間にジュース(一応、水で薄めて)やチョコレートをあげることが普通になっていました。

上の子に与えなければ、下の子も欲しがらずに済んだのですが・・・それが出来ませんでした。


2. 歯磨きをもっと頑張るべきだった

2歳に入った頃から歯磨きを嫌がりだして、十分に磨くことが出来ない日が結構ありました。

上の子にも歯磨きをさせてくれない時期がありましたが、どんなに泣きわめいても大人二人(わたしと夫)で押さえつけて毎日歯磨きをしていました。

二人目になると良くも悪くも育児に慣れて、

「今日磨けなくても、明日やればいいか!」

という甘えが出てしまいました。


3. 上の子と同じやり方ではダメだった

上の子と下の子、きょうだいであっても実は違う所がいっぱいあります。

例えば歯の生え方、

・上の子は、歯間にスキマがある(いわゆる「すきっ歯」

・下の子は、歯間にスキマがない(さらに歯が重なり合っている箇所も


食べることに対して、

・上の子は、食べることよりも遊ぶことの方が優先(食が細い

・下の子は、食べるの大好き、常に「なんか食べたい」(食欲旺盛


赤ちゃんの頃、

・上の子は、よだれが多く、一日に何度もスタイを替えた

・下の子は、よだれが全く出ず、スタイを着けたことがない

※よだれ(唾液)には、歯を再石灰化する成分や抗菌物質などが含まれている


こうして客観的に見てみると、下の子の方が虫歯になりやすい体質なのがわかります。

上の子以上に気をつけないと虫歯は防げなかったんだな・・・

と、今となっては思います。


5. 自分の目で確かめるべきだった

虫歯が発見されたのは、前歯の裏の根本の部分。歯磨きの際に、すごく見づらい場所でした。

それでも、自分ですみずみまで見るべきでした。

歯医者で定期的に健診を受けていたので「だいじょうぶ」と思い込んでいたのです。

とても残念なことですが、今回の件で、

「定期健診に通っていても、虫歯が進むまで見逃されてしまう」

こともあるという事がわかりました。

自分の子供の歯は自分で守る!という気持ちで、もっと細かくチェックするべきでした。




今後虫歯を作らないためにやっている対策



今後はぜったいに虫歯を作りたくない!!

ということで、実際にうちでやっている対策です。


1、飲み物は水かお茶

おやつの時などに飲んでいたジュースをやめて水かお茶にしました。

ジュースは特別な時だけ、例えば、おばあちゃんのうちに遊びに行った時など・・・に飲めるものとしました。

「やだ!ジュースがいい(>_<)!!」ってなるかな?

と心配しましたが、意外とすんなり受け入れてくれています。

(歯医者での治療がよほど怖かったのか・・・)

おやつは普通にあげていますが(一日1~2回)、飴やチョコレートなどの甘くて歯にくっつきやすいものは控えめにしています。


2、食事やおやつの間隔は、最低2時間あける

食後、口の中が酸性になり歯が溶け出しますが、唾液の働きで再石灰化(溶けだした部分が修復される)されるそう。

それには最低2時間(できれば3時間)かかるので、その間は食べ物を口にしないようにします。

子どもが何かを食べた時間、歯磨きを終えた時間・・・

時計を見て、二時間後は何時何分かを把握しておきます。

下の子はすぐに「おなかすいた~。なんか食べたい。」と言い出すので「時計の針がここまで来たら食べようね!」という説明をします。

ここまで待ったらOK!という目安を示すと、なんとかその時間まで待てるようです。


3、きれいに磨けるよう歯ブラシの交換はこまめにする


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子どもの歯ブラシって、大人以上に早くダメになりませんか?

「こないだ新しいのにしたばかりなのに、もう毛先が開いてるの (>_<)?!」

ってことが多いです。

そして、次の買い物の時に必ず新しい歯ブラシを買わなきゃ!と思いながら買い忘れてしまい、しばらく開いた歯ブラシを使い続ける・・・ということがよくあったんです。

なので、今はネットで歯ブラシをまとめ買いしています!

ネットでまとめ買いするメリットとしては、

・ 常にきれいな歯ブラシを使える

・ いちいち買いに行く手間が省ける

・ 商品によっては、市販品よりも一本当たりの値段が安い

デメリットとしては、

・ どんな歯ブラシか(子どもに合っているかどうかなど)届くまでわからない

・ もし合わなかった場合、まとめ買いした分をどうしよう!?となる

ということでしょうか。

(『歯ブラシがあっているかどうか』というのは、市販品でも実際に使ってみなければわからないことなので、デメリットとは言い切れないかもしれませんが)




4、たまにデンタルミラーで細部を見るようにする

下の子が虫歯になったのは、前歯の裏側の歯茎ぎりぎりの所でした。

そこは、歯磨きの際に頑張ってのぞきこんでも、なかなかはっきり見えない場所なんですよね。

なのでデンタルミラーを使って変わったところがないかどうか、たまに見るようにしています。

上の子が幼稚園児だった時に園の歯科健診でもらったものがあったので、下の子の虫歯を機に使い始めました。

デンタルミラー、本当によく見えます!

あと、子どもが「歯医者さんごっこ」をしてる気分になるのか、このミラーを使うとちょっと喜びます。


5、フッ素ジェルの利用


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「今後どうしても子供の虫歯を食い止めたい!」と思った時に、ネットなどでかなり情報収集しました。

そこで家でも塗ることができるフッ素ジェルが売られているのを知りました。(フッ素塗布は歯医者でしかできないものと思っていた)

この二つ、

チェックアップジェル(左)
ホームジェル(右)

使っているフッ素の種類はちがいますが、
(チェックアップジェル → フッ化ナトリウム、ホームジェル → フッ化第一スズ)

どちらも、毎日使うことで虫歯になりにくい強い歯を作るとのこと。

使い方は簡単で、歯磨き後、歯にまんべんなく塗るだけです(その後、30分位は飲食しない)。

ホームジェルはバブルガム味、
チェックアップジェルはグレープ味にしました。

甘い味で、子どもたちも嫌がりません!

※ チェックアップジェル グレープは対象年齢が6才以上のため、下の子には少なめに使っています。

※ チェックアップジェル公式HPでは「水(約15ml)で一回すすぐ」となっていますが、以前、歯医者で同じものを塗ってもらった時、すすぎなしでOKだったので、うちでは塗ってそのままにしています。

参考になったサイト → 松村歯科通信「フッ素を塗る」




(2020年11月現在)ホームジェル・バブルガム味→ラムネ味に変更になっているようです


6、キシリトール・リカルデントの活用


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キシリトール」または「リカルデント配合」の文字。スーパーのお菓子売り場などでよく見かけます。

キシリトールは虫歯菌の数を減らし、リカルデントは歯の再石灰化を促す

そうです。

うちでよく食べているのはスーパーやドラッグストアで普通に売っている、

「モンデリーズ リカルデント グレープミントガム」

「ロッテ しまじろうキシリトールタブレット」

のふたつです。

リカルデントは「グレープミント」という名前ですが、ミント感をほとんど感じさせないジューシーなぶどう味なので、子供たちも大好きです。

リカルデントガムの中で、このグレープミントのみがトクホ(特定保健用食品)となっています。

※2021年2月現在 グレープミントの他に、さっぱりミント、ライムミントもトクホ(特定保健用食品)となっています。

しまじろうキシリトールタブレットは、
使っている甘味料がキシリトール100%で歯磨き後のご褒美としても食べることが出来ます。


この二つを

・おやつや食事の後、二時間経たずに「何か食べたい!」となり、どうしても我慢できない時

・外出先でご飯やおやつを食べた後

などにあげています。





ここで対策としてあげたことは、わたしが自分なりに調べて考えたものなので、どこまで効果があるかはわかりません。

永久歯が生えそろう15歳まで虫歯がなければ、その後は急に虫歯が増えることがないそうなので、

それまでは、子供たちに頑張ってもらうことはもちろん、親のわたしも頑張るつもり。

長い道のりになるとは思いますが・・・。


その後の子どもの歯の状態、続けている虫歯対策などについて書きました!

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